おはようございます。今日は一番大切なことっていうテーマで話をします。

▼軸を大切に
繰り返し話をしていることなので、徐々にみんなの中に入っていけばいいなと思っています。まず皆さんに知っておいて欲しいこととして、会社っていうのは、法人格っていう一つの人格があります。黒瀬ペットフードの法人格で一番大事なのは、社是の『仁』っていう言葉になります。社是の『仁』には思いやりの心という意味があり、これが黒瀬ペットフードの法人格の中心にあり、ブレちゃダメな一番大事な軸です。当社は、これで出来上がっています。皆さんそれぞれにも、自分にとって大事な譲れない軸っていうのがあると思います。若いとか、歳を重ねてるとか、そういうことは関係なく、やっぱ譲れんもんって自分の中心にあって、それがあるから、しっかり背筋を正してかっこよく生きていけるんだと思います。

▼内なる声に耳を傾ける
そんな中で、次に心と体のバランスっていうのが、大事になってきます。心と体は一体ですが、例えば、腰が痛い状態で、無理して頑張っている。そうすると、最初は無理が利くんですが、だんだん無理が利かなくなってくる。だましだましやっていると、痛みが心の方に来ることがあります。その逆のパターンもあります。心が辛くて、それをだましだましやっていると、体が壊れるっていうパターンもあります。その時にどんなことが必要かといったら、『自分の内なる声に耳を傾ける』っていうことが大事です。

▼自分の拠り所なる人が大切
具体的にどうやってやるか、「お〜い」って自分の身体に声を掛けても自分の身体は応えてはくれません。でもですね、腰が痛いなって思ったらこの人だ、っていう頼れる人を見つけておく。ということが大事です。心が痛いなと思ったら、この人に相談しようっていう人を決めておく。
その人と話をしながら、答えを言ってもらうのもいいかもしれないけど、話をしながら自分の中に自分で答えを見つけるんです。自分ってどんな人なんだろうって、どんなことをしたいんだろうって、そういう話を聞いてくれる相手をですね、1人ずつ見つけておく。
見つけておくと、いざというときに自分の拠り所になります。例えば、独身であれば、ご両親がそういった支えになってくれるかもしれないし、兄弟が支えになってくれるかもしれない。結婚していれば、奥さんや旦那さんが支えになってくれるかもしれない。もしかしたら子供が支えになってくれるかもしれない。人はどうやっても1人では生きていけないので、大切な人たちとどうやって付き合っていくかっていうことが大事です。

▼つながりをつくる
僕も昔は友達100人できるかなと思って、もう全国に人脈だ人脈だってすごい動いていたんですけど、結果、今では、片手で数えられるぐらいしか心の友と言える人はいません。
なんだ結局こういうところに収まるんかと思ったらですね、44歳になってそういう状況です。でも絶対に20代とか、30代って人脈広げようと思って頑張った方がいいよ、自分の器はどんどん広げるっていう努力が、この後の40代、50代と活きてくるから。小さく収まるのも悪くはないけど、この広い世界に目を向けて、自分の可能性を探していく。日本という枠にとらわれる必要もないし、どんどん世界に出ていったらいいと思う。今の時代ってYouTubeとかオンラインでいつでも誰とでも繋がれるから、そういうツールを活用してたくさんのつながりを作るって大事です。

繰り返しになりますが、自分の相談相手というのをしっかり見つけておく。僕で言うと腰が痛いな、体が痛いなと思ったら、整体の友達がいて、その友達に相談すれば、彼は僕のことを全部知ってくれているから「黒瀬さんはこうやるのがベストですよ」って教えてくれる。
また、例えば、僕が仕事のことで迷っていたら、妻に相談する。そしたら妻は、「自分の信じた道をそのまま行けばいいじゃん」って言ってくれる。「そうか、わかった。このまま頑張るわ」って、何の答えも教えてくれてはいないんですが、でもそうやって自分が困ったときに相談、打ち明けられる人がいるとやっぱり安心して働けるし、生きていけます。ということをしっかり心に留めて、日々頑張ってください。お願いします。

▼まとめ
繰り返すね、大事なことは自分の心と体です。そしてしんどい時や悩んでいる時に相談できる相手、話を聞いてもらえる相手っていうのをしっかり見つけておく。そして、そういう拠り所となる人に側にいてもらいながら人生を楽しく生きていく。それが大事です。20代とかでは、まだそんなにそういう人はいないかもしれないけど、どんどん探す旅に出てください、お願いします。
では、今日も1日よろしくお願いします。
お願いします。

～～注釈～～
【法人格】
法人格を持つことで、法人は独立した法的主体として行動することができますが、これはあくまで法的な取引や責任を負うための便宜的な設定です。法人格はあくまで法律上の概念であり、法人には人間のような感情や意識はありませんが、信念はあると思っています。その信念の部分が会社の経営理念になります。その中で当社が一番大事にしている信念は、社是の『仁』の思いやりの心です。この信念が黒瀬ペットフードの法人格を形成しているといっても過言ではありません。また、会社は『公器の器』と言われています。

【公器の器】
会社は公器の器とは、会社が私的な利益追求の手段であると同時に、公共の利益に寄与すべき存在であるという考えを示しています。この考えは、会社が社会全体の発展に責任を持ち、経済活動を通じて社会的価値を創造するべきだとするものです。法人格を有する企業は、その資源と影響力を用いて、環境保護、社会福祉の向上、地域社会のサポートなど、広範な社会的課題に取り組むことが期待されています。