
おはようございます。今日は、当社のスローガンである『創造と実践』について話をします。もうこのパターンは、おそらく聞かれるだろうなと思っている方がいらっしゃったら嬉しいです。『創造』と『実践』の意味を調べた方いらっしゃいますか。増えましたね!4、5名。ありがとうございます。嬉しいです。こうやって昨日の反省を活かし、これは興味あるなって思って行動に移す。これが積み重なっていくと、皆さんの想像を超えて、成長ができるということです。そういう行動してこそ結果がついきます。今日は、『創造と実践』の話を2部構成にしようと思います。すごく大事なことなので、今日は『創造』だけを、明日は『実践』について話しようと思います。これから話す内容を少し想像しながら聞いて欲しいです。うん?想像と創造ってよく分からないぞ。となってくれたら嬉しいな。と思うのですが、今の「想像して話を聞いてください」っていうのは目に見えないものを考えながら話を聞くという意味です。
▼創造とは
当社が大事にしていることは『創造』の方です。意味としては、「新しいものを生み出すこと」です。「人真似ではなく自分のオリジナルなものをつくり出すこと」と辞書で調べたら出てきます。
当社が世の中に全く無いものを作れるかといえば絶対できません。ほぼ無理です。この規模の会社で、無から有を生み出し今の市場で売れる製品にするのはなかなか難しいと思います。僕は会社内で「できないということは、言っては駄目だよ」と言ってるので、自らできないっていうのは言いたくありませんが、みんなのマインドに少し入れておいて欲しいので、全く新しいものを生み出すことはできないと言いました。
でも、僕は創造はできると信じています。「え?どういうこと?」と思われると思いますが、要は人真似ではなくという話が間違えています。全く同じものを世に出したら、それは真似、コピーと言われるものです。だけど、売れている商品、これいいですよっていう声のある商品にプラスワンして付加価値をつけて世に出せば良いのです。これが、我々がスローガンとして毎日唱和している『創造』です。これであれば当社の規模でも十分できます。創造するのは、マネージャーのNさんがすごく得意ですよね。
▼アイデアと努力
具体的な話を一つします。当社のKPシリーズのアイデアを出してくれたのは、マネージャーのMさんです。それを形にして提案してくれたのがマネージャーのNさんです。二人のおかげでKPシリーズが誕生しました。これは10年前の話です。「市場では少量パックのニーズが高まっていると思うので、こんな感じで作ったらどうですか?」とMさんから提案があり、お客様の声に真剣に耳を傾けて繰り返し検証を行い、何度もサンプルをつくり直して今のKPが出来上がっています。
KPの開発当初、製造現場はこんな小さな製品を手間暇かけてつくっている場合ではない。と思っていました。マーケティングも今までに無い切り口で提案しないと小売店様のバイヤーへ想いが届かない。KPシリーズの新規導入は簡単なものではありませんでした。だけど諦めずに当社の想いをお伝えし提案させていただく中で、少しずつ導入が決まっていき、お客様にも喜んでいただける棚づくりができていきました。現在では品数も増えて、全国の小売店の皆様にご支持をいただけるシリーズへと育てていただきました。できるまで諦めないことが大切ですね。
▼点と点をつなげて形にする
我々は常に情報をインプットしています。インプットで終わるのではなく、点と点を線でつないでアウトプットしていく。これが大事なプロセスです。自分の中に、例えばスティーブジョブズみたいなアイデアと努力があれば、何でも作れそうです。しかし、僕はスティーブジョブズじゃないから、iPhoneはつくれませんが、僕なりのアイデアを出し努力することはできます。そして、僕だけだと世界が狭いので、こうして多くのスタッフに支えられてこの会社は成長しています。スタッフの皆さんが仕事の改善をこうしたらどうかとか、この会社を伸ばすためにはこうしたらいいんじゃないかとかっていう考えを、どんどんアウトプットしてほしいと思っています。
▼報告が大事
当社では、おそらく僕が一番感度が高いので、会社が成長できる情報を僕にどんどん集めて欲しいです。良いも悪いも、要も不要も僕が判断するので、遠慮なく報告してください。そうして、一つずつみんなで形にしていきましょう。という話がスローガンの『創造』の部分です。直接僕に届けるのが難しい時はマネージャーの皆さんへ届けていただいても良いですし、リーダーの方でも良いです。そのリーダーやマネージャーの皆さんは、「社長に伝えなきゃ。」って思ったことは、ぜひ僕に伝えてください。こういう循環を大切にしていきましょう。僕が報告を受けて、その中で当社に合わないなと思ったことは、これはちょっと当社に合わないので、やめておきましょうってきちんと返事をします。皆さんは、僕に対してトライアンドエラーしてみてください。みんなで素晴らしいものを創造していきましょう。ということを想いながら、朝の唱和をしてくれたら嬉しいです。
はい、では明日は、『実践』について話をします。今日も一日よろしくお願いします。